『推薦曲』/レガラメ・ウナ・ノーチェ
★いま、ラテン・アメリカで飛ぶ鳥を落とす勢いの、というより、飛ぶ鳥が落ちてしまう?ほどのサルサ・シンガーが、このイスマエル・ルイス・フェルナンデス(通称マエロ)である。
マエロは1966年10月22日、ニューヨークに生まれた。4年後、彼と彼の家族は母国プエルト・リコに移転。
幼い頃から常に音楽に親しんできた彼は、16歳のとき「ラ・エスクエラ・リブレ・デ・ムシカ・デ・カグアス(カグアス音楽自由学校)」でフアン・パチェーコの指導のもと、正式な歌の勉強を始めた。
その3年後、19歳にして「ペドロ・コンガ・イ・ス・インテルナシオナル・オルケスタ(ペドロ・コンガと彼のインターナショナル・オーケストラ)」のリード・ヴォーカルに抜てきされ、プロとしての道を歩き始めた。
以後7年間で最初のヒット曲「ノー・キテス・ラ・ローパ」を含む4つの大ヒットを記録。しかし、この間でもっとも重要だったことは売り上げはもちろん、彼自身が世界中のサルサ・リスナーの絶賛を得たことであり、彼はこの功績が認められコロンビアとプエルト・リコでゴールデン・ディスクを受賞している。
1995年には「ルンバ・デ・オロ・エクアドール(エクアドール黄金のルンバ」とペルーの「ベスト・サールセロ」のタイトルを獲得。ヨーロッパでも高い人気を博した。
やがて2003年にはCodiscos(コディスコス)レーベルと契約し、「オトラ・ヴェス・マエロ」と「レガラメ・ウナ・ノーチェ」をリリース、大ヒットに結びつけた。
★ここではその大ヒットとなった「レガラメ・ウナ・ノーチェ(直訳すれば「一夜をあなたに・・・」といったところだろうか)」をお聴きいただこう。バックのバンドのリズミカルでメリハリの利いた演奏、サウンドも超一流、5つ星だ。フル・ヴォリュームでお聴きいただくとなおいっそうこのバンドの素晴らしさが実感出来る。 (Fin)
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この記事へのコメント
日本人がやるとイヤらしくなるところを、あえて無愛想にすり抜けて行く表現が私は好きです
その上、演奏される音楽がサルサだったら、言うことはありません。僕はアマちゃんのせいか、センセロの醸す音色にとても弱いのです。