◆いつか聴いた歌〈24〉夜霧のしのび逢い: ラテン音楽は好きですか .....

2024年02月06日

◆いつか聴いた歌〈24〉夜霧のしのび逢い

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La playa / Francis Goya
夜霧のしのび逢い / フランシス・ゴヤ (gt)

　かれこれ60年あまり前にベルギーのギタリスト、ジョー・ヴァン・ウェッターによって書かれた曲。当時はこの『夜霧のしのび逢い』をはじめ『禁じられた遊び』、『鉄道員』、『ブーべの恋人』、『悲しみは星影とともに』など、アクースティク・ギターによる映画音楽が全盛だった。
　この作品、当初、ロス・マヤス楽団でウェッター自身が演奏しレコーディング。日本では『ひとりぼっちの浜辺』というタイトルで発売された。その後、ギリシャ映画『夜霧のしのび逢い』が国内で封切られた折、テーマ曲として使われ大ヒット。以降、このタイトルでポピュラーになった。したがって、映画の内容とこのテーマ曲とは全く関係がない。原題の意味は「浜辺」。

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◎参考
ロス・マヤス楽団によるオリジナル版（ギターソロはジョー・ヴァン・ウェッター）

甘美でソフトなヴィブラートはウェッターならではの奏法で、他に類をみない。※途中スクラッチ・ノイズあり